日立建機、南アフリカで部品リマンを開始
日立建機は、中・大型油圧ショベルや中型ホイールローダなどの建設機械の再生部品の生産を、日立建機ボクスブルクのHitachi Construction Machinery Southern Africa Co (Pty) Ltd.で2023年3月から開始します。南アフリカ共和国における機械の販売およびサービスの拠点。
「2012年からザンビアで行っている鉱山機械の部品再生事業に加え、建設機械にも対象を拡大し、アフリカ南部での部品再生事業を強化します。また、更なる事業推進を通じて環境負荷の低減と循環型社会の実現に貢献していきます」としている。 CO2排出量と産業廃棄物の削減。」
南アフリカの顧客は保証付きの再生部品を購入できるため、部品調達コストを削減できます。 南アフリカ国内で再生部品を供給することで、納品までのリードタイムを短縮し、輸送コストを抑えます。 将来的には再生部品を近隣諸国にも供給する予定だ。
「当社のお客様は、現場の安全性と生産性の向上、機械のライフサイクルコストの削減という課題に直面しています。また、市場の変化により、お客様が機械を稼働し続けるための運用コストが上昇しています。このような課題を解決するアプローチの1つとして、日立は建設機械グループでは、お客様が使用されている機械から油圧シリンダーやポンプなどの純正部品を回収し、工場で分解・修理し、新品と同等の性能を備えたリビルト部品として提供する部品リビルト事業を展開しています。 」
現在、アフリカ南部では、日立建機ザンビアとHEパーツが協力して、超大型油圧ショベルやダンプトラックなどの鉱山機械の部品の再生事業を行っています。 「次のステップとして、アフリカ南部地域最大の建設機械市場である南アフリカにある日立建機南アフリカの拠点において、建設機械部品の再製造に必要な設備の整備が完了しました。」
日立建機サザンアフリカでも、同施設を利用して超大型油圧ショベルやダンプトラックの保守・整備、油圧機器やコンポーネントの修理業務を行う予定です。
「他国・地域から南アフリカへリビルト部品を供給するには納期がかかり、輸送費も高額となるため、南アフリカで建設機械用リマン部品を製造する体制を構築する必要がありました。今後はバリューチェーンビジネスの強化に加え、日立建機グループは、部品再生事業を含めた事業展開を図り、環境負荷の低減と循環型社会の実現に貢献し、今後もお客様の「安全性の向上」「生産性の向上」「ライフサイクルコストの削減」の課題解決に取り組んでまいります。 」