スウェーデンの新型コロナウイルス感染者数は欧州で最も多いものの「減少の兆しなし」
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スウェーデンの新型コロナウイルス感染者数は欧州で最も多いものの「減少の兆しなし」

Aug 17, 2023

ストックホルム、4月13日(ロイター) - パンデミックを通じてロックダウンを回避してきたスカンジナビアの国として、スウェーデンの新型コロナウイルス感染症の新規感染率が内陸のサンマリノに次いで欧州で2番目に高い水準に急上昇していることが火曜日のデータで示された。感染拡大の第3波に直面した。

スウェーデンの集中治療室で治療を受ける患者の数は現在、年明けごろの第2波のピークを超えて増加している。 保健当局の統計によると、金曜日以降、同国では新たに1万9105人の感染者が登録された。

OurWorldInDataの統計によると、スウェーデンでは7日間の移動平均で住民100万人当たりの毎日の新規感染者数が625人で、これはイタリアに囲まれた小国サンマリノに次いで2位となった。

スウェーデンの主任疫学者アンデシュ・テグネル氏は記者会見で、「残念ながらスウェーデンでは感染拡大が拡大している。今週はどうなるか見てみるが、感染拡大は間違いなく拡大しており、減少する兆しはない」と語った。

死者数は100万人当たり1日あたり1.7人と比較的低い水準にとどまり、欧州平均の死者数4.3人を下回った。

テグネル氏は「感染拡大は増加しているが、ワクチン接種も一時停止として機能している。これら2つの力を合わせると、死者数は比較的均等な水準にある」と述べた。

人口1,000万人のこの国は、これまでに210万回のワクチン接種を行った。

スウェーデンでは新たに39人の死亡者が記録され、死者数は1万3660人となった。 登録された死亡は数日、場合によっては数週間にわたって発生した。

スウェーデンの一人当たりの死亡率は北欧の隣国よりも何倍も高いが、ロックダウンを選択したほとんどのヨーロッパ諸国よりは低い。

テグネル氏はまた、アストラゼネカ(AZN.L)のワクチン接種で報告されたものと同様のまれな血栓の報告を受けて、スウェーデンはジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)(JNJ.N)の新型コロナウイルスワクチンの使用方法を数日以内に決定すると述べた。

米国保健機関は、接種者6人が血栓を伴う稀な疾患を発症したことを受け、J&Jワクチンの使用を一時停止するよう勧告した。 このニュースを受けて、J&Jは欧州へのワクチン展開を遅らせると発表した。 L4N2M62S2

この動きは、欧州規制当局がアストラゼネカ(AZN.L)の新型コロナウイルスワクチンと、少数の死者を出した稀な血液凝固問題との関連性の可能性を発見したと発表してから1週間後に行われた。 続きを読む

スウェーデンは今週後半にジョンソン・エンド・ジョンソン製ワクチンの初回接種を受ける予定だ。 同社は3月にアストラゼネカ製ワクチンの使用を一時停止したが、その後65歳以上への使用を再開した。

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